www.ナゴヤハロー(裏) The小ネタ集

本館にはない音楽の紹介やら思いつきや雑感とか、とりあえずいちいち本館にアップするまでもないようなビミョーな小ネタの場です。

帳消しには程遠い

先週の日曜なんですが、夜遅うに某国営放送にチャンネル合わせたらですね。

聴こえてきたのがゲイリー・ムーアの「パリの散歩道」(以下「パリ散」)。

えっ、なんじゃこれ!?
なんかコントみたいな番組っぽいのに!?
というわけで調べたら「サラリーマンNEO」ちゅう番組でして、「パリ散」が使われていたのがそん中の「セクスィー部長」というコーナーでした。
ただ、こん時はほんまフイをつかれたんで一瞬しか聴けんかったので、金曜深夜の再放送を録画して改めてちゃんと見て(聴いて)みました。

だ、だいぶエディットしとるようですな…(当たり前やけど)
しかし!!使用されたテイクは私が最も思い入れのあるマーキーでのライヴ盤('83)のテイクではないか!!

ようやったN○K!!

しかしこれぐらいではあのアテネ五輪閉会式放送打ち切り事件を帳消しにするわけにはいかんけどな(笑)!!

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ギターインスト名曲全集 Track2

さてさて、ゲイリー・ムーアの「パリの散歩道」に続いての2曲目。
今回は自分の中でもとびっきり大切なこの曲。

増尾好秋「A LITTLE BIT MORE」。

収録アルバムは去年暮れに待望のCD化となったヤン・ハマーとの共演ライヴ盤「フィンガー・ダンシング」。



前のブログの記事でも書いたんですが、私がギターを始めて最初にコピーした曲なんですわ。(厳密にはこのアルバムのテイクやなくてスタジオ録音の「グッドモーニング」のテイク。何故かこっちはタイトルが「LITTLE BIT MORE」となっている。)

それにしてもこのメロウで優しいギターはなんやねん…。初心者の私でもコピーできたこのシンプルであったかいメロディー、ほんま刺さりまくりでした。
最初のテーマに続いてはキーボード・ソロなんやけど、"キーボードでギターを弾く男"ヤン・ハマーがまた…架空の木管楽器をイメージさせるような柔らか〜い音色でのキーボード・ソロがほんまに素晴らしいんです。マハヴィシュヌ・オーケストラやジェフ・ベックとの共演時のイメージをふっとばします。(というかこれ聴いた時点ではマハヴィシュヌもベックも聴いてなかったけど)
そして続く増尾のソロ。これほんまにアドリヴ!?っちゅうぐらいメロディアスなフレーズの連続。決してテクニカルにならず、終止歌いまくってます。
たまらんなあ〜もう。

実は先日六甲からの帰りにも聴いてたんですが、やはりこの曲は夕暮れとのマッチ度は世界一ですわ。3回リピートしてまいました。ベタですけどこれが海辺やったりしたらマッチ度はさらに50%増量(笑)。夕暮れの海辺ではこの曲を絶対エンドレスで聴かなあかん条例作って欲しいくらい(爆)。

とまあ、そんな感じで"情景"が浮かんでくる曲なのでコピーした時はショックでした。というのもコピーしてから"情景"やなくてギターのネックが見えるようになってしまったのです(泣)。
こらいかん!とせっかくコピーしたけどそれ以来封印したんですけど、それから24年、いまだに最初の4弦7フレットのA音は忘れられません(爆)。

ちなみにこちらが(↓)オリジナル収録の「グッド・モーニング」。これも"夏の海での1日"をイメージさせる超名盤!!

goodmorning.jpg

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ギターインスト名曲全集 Track 1

えー、最近risaさんのブログでHR/HMのバラード名曲を紹介する記事があり、それをパクって、それにインスパイアされて、私も新企画を立ててみました。
題して「ギターインスト名曲全集」!!
そして記念すべきこの「ギターインスト名曲全集」の第1回は私にとってはこれしかおまへん。
ゲイリー・ムーア&フィル・ライノット「Parisienne Walkways」。
まあ原題よりも「パリの散歩道」ちゅう方が個人的にはしっくりくるんですが。
ちゅうか、これインストちゃうやん!!というツッコミもありそうですが、どう聴いても主役はギターやし、そもそも私にとって「オリジナル」の「パリ散」は、初めて聴いた「ライヴ・アット・ザ・マーキー」でのインスト・ヴァージョンなので、それ以外はゲイリー本人の演奏であっても「ヴォーカルの入ったカヴァー」なのです。

イントロのグリスダウン3音に続く、もう"これこそ泣きのギター!"としかいいようのないテーマ。絶対ギター弾きならみんな弾いたハズ(笑)。で、私は途中の下降速弾きんとこであきらめたクチです(爆)。
そして、これぞ「パリ散」ともいうべきフィードバックによる超ロングトーン!!どこまでひっぱんねんっ、ていうとこまでひっぱって、テーマに戻った後にお待ちかねのソロ・パートがやってきます。
メロディアスなのはもちろんのこと、なにより感情移入の強烈さにほんま熱くなりますわ。そしてソロの締めは毎度おなじみのトリルしながらのポジション下降!もう20年以上変わらぬ構成やけど、やっぱこの流れやないとねー。

さて、この「パリ散」も正規盤だけでもライヴヴァージョンがやたら多くて実は私も全てを聴いたわけやないのです(泣)。とりあえず私の持ってるヴァージョンは今現在下記のものです。(ブート入れたらキリがないのでとりあえず珍しいG-Forceヴァージョンのみ入れました)

・Back on the Streets('78)
これが唯一のスタジオ録音のオリジナル。ヴォーカルはフィル・ライノット。フィードバックはまだ5秒どまり。ギター・ソロがすぐフェイドアウトしてしまう極悪ミックス(笑)なんやけど、なんかジャケ違いのアメリカ盤はメインヴォーカルがゲイリーになっていて、しかもちょっとだけソロが長いらしい。しかし見かけたことすらない…(泣)こーゆーのこそボーナストラックで入れんかいっ。

・In London / G-Force('80)
G-Force時代のブート。2ヴァージョンが収録。最初のテイクはなんといきなり6秒のフィードバックから入る。いつものところのフィードバックは12秒(15秒)。ソロは1分40秒(1分55秒)。ここではとにかく速弾きが凄い!まさに鬼神のように弾きまくってます。
こん時はレスポール使ってなかったよう(豹皮のシャーベルか?)で結構アームも使ってますね。
※( )内は2テイク目のタイム

・Live at the Marquee('83)
当初は日本でのみリリースされた"幻の"ライヴ・アルバム。録音は'80年11月か'81年2月のどっちからしい。「サンセット」とのコンボでインスト、というこのアルバムでしか聴けないヴァージョンやったりする。個人的にはこれがベスト・テイク。(やっぱ思い入れの深さが違う…)フィードバックは8秒と短め。ソロは約2分ちょい。アームを使った泣かせ方は他では聴けない鳥肌モノ!!

・Rockin' Every Night〜Live in Japan〜('83)
初来日公演を収録したライヴ・アルバム。オリジナル盤にはこの曲は入ってなかったけど、'02年にリマスター盤が出た時ボーナストラックで収録された。もともとは「Corridors Of Power」UK盤のオマケ。'82年、マーキーでのテイク。フィードバックは17秒。ソロは約2分ちょい。トリル下降の最後の方でリヴァーブがえらい深めにかかる。全体的にわりと端正というかまとまった演奏。美しい!

・Empty Rooms('85)
「ラン・フォー・カヴァー」の頃にリリースされた12インチシングル。B-1にフィル・ライノットがゲスト参加したライヴ・ヴァージョンが。(確かビデオ「エメラルド・アイルス」と同テイクやったような記憶が。)やっぱフィルのヴォーカルはええ味出してるわー。
フィードバックは15+8秒(途中1回切れる)。ソロは約1分半。かなりアグレッジヴに弾きまくってる!

・Blues Alive('93)
ブルーズ転向後もこの曲だけはやってますな。故トミー・アイアーのキーボードがかなりシンフォニック色を出してます。ここでのフィードバックは27秒。ソロは約2分。

・Ballads & Blues 1982-1994('95)
「Blues Alive」からのテイクなので割愛。

・LIve at Monsters of Rock('03)
まさかもうHRはやらん、ちゅうてたゲイリーがHR時代の代表曲の数々を再演するとは!
しかもギター・トーンはざくざくに荒い!ここでのフィードバックは25秒。(やたら切ったり細かいフレーズはさんで引っ張ってるんで最長音のみのタイム。)キーボードがないのはちょっと寂しいけど、ソロは大サービスの約2分半。強烈に泣いとる!やっぱゲイリーにはハードロックやってほしいなあっ!

ついでに以下はカヴァー・ヴァージョンいろいろ。

・Trive of Gypsies/Standing On The Shoulders Of Giants('00)
ゲイリーファンでもあるギタリスト、ロイ・Z率いるラテン・メタル(笑)・バンド。
前半はアレンジ、ギターのトーン等オリジナルに沿った感じなんやけど、ギターソロから曲調は一転、アフロチックになって、どこがパリやねん、とツッコミたくなりますが、ロイのギターがいいので許してやろう(笑)。ちなみにフィードバックは7秒。

・De Danann/Welcome To The Hotel Connemara('00)
アイリッシュ・トラッドの老舗、ディ・ダナンもこの曲をカヴァー。なんでもフィドル&フルート奏者のFrankey Gavinはフィル・ライノットとルームシェアしてたこともあるとか。
当然トラッドバンドなのでエレクトリック色は皆無で、フルートがリードをとっとんやけど、これが実に見事にハマってます。あ、当然フィードバックはありませんので(爆)。でもしっかりロングトーンでオリジナル通りの5秒のばしてます。ようやるわ(笑)。

・郷ひろみ/愛しき他人(ひと)〜パリの散歩道〜('83)
ちょっと意外なヴァージョン。シングル「シャトレ・アモーナ・ホテル」のB面に収録。アレンジは全くのオリジナル(リードギターのパートがヴォーカルパートになっとる)やけど、結構バックで弾きまくってるギターをゲイリーに似せていてなんとも微笑ましい(笑)。演奏者のクレジットはないけどたぶんアレンジも担当した矢島賢氏やないかと思います。ほんでもってフィードバックはありません(笑)。興味ある人は探してみよう。たぶん流通数は多いので見つけやすいと思います。私もよしっ探すぞっ、と思って行った一軒目でいきなりゲットしました。

しかし思いつきで書き出したものの、ここまで大作になるとは思わんかった。タイム比較までするつもりなかったのに(笑)。
Frankey Gavinに負けず私もようやるわ(爆)

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