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エイプリル・スカイ |
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なんかここに来てやっと春らしい暖かさになってきましたね~。
今週始めまで「もう四月やのになんなんこの寒さ!」とかいうてたのに今日は上着なしで外出れたり。 そんな春の訪れと共になぜかあるギタリストにハマってます。 ヴィニー・ムーア。 いわゆる"ネオ・クラシカル系"とか"シュラプネル系"とかいわれてる超速弾きギタリストのうちのひとりですね。 そもそも初めてヴィニー知ったのはデビューアルバムの「Minds Eye('86)」でした。 ちょうどその頃リリースされたジョー・サトリアーニの1st「Not of This Earth」と並べてレコ屋に置いてあったんでなんとなく買ってしまって。(笑)もちろん当時はアナログ盤でした。 まあ買ったはいいもの一緒に買ったサトリアーニがすんげー良かったので実は放置されてたという(まあよくあるケースですww) でまあ数年前に久々に改めて聴いてみたら、なかなかいい曲書きよるんですね。この手のギタリストはどうしてもテクニックばかり語られがちになるんやけど。 それで2nd「Time Odyssey」を買ってみたら、さらに曲が好みになっていて。しばらく聴いてたもののこれまた飽きたわけではないんやろうけど数回聴いたきりになってしまった(泣) で、あったかくなってきたのでメロディアスで景気のいいギター聴きたいな~なんて思ってたとこにヴィニーを思い出したというわけで。 そしたらやっぱり今の気分とばっちりマッチしたんでしょうね。それからずっとヴィニーばっか聴いてます(笑) 特に「Time Odyssey」はええわ~。まあギターソロは確かに同じようなフレーズ連発しとるけど、組立がうまいのでそれほど気にはならんかったり。 それよりなによりフュージョン色が強くなっとるのがほんまツボにきます。しかも私の大好きなジャン・リュック・ポンティぽい雰囲気があるんですよね~。5曲目の「As Time Slips By」なんてモロ当たり。 プログレっぽい凝った構成の「Message in a Dream」も8分の7拍子のメインテーマ部に続くスロー・パートでのよく歌うギターソロもかなり聴かせます。 ラストの「April Sky」はバッハの超有名曲「G線上のアリア」とピアノ協奏曲5番をアレンジしてるんやけどこれがまた美しい! やっぱこの人ただ速いだけやないと思うな~。
とまあそんなわけで今日はせっかく先日紙ジャケになったことやし、(というかこれアナログ盤って出てたのか?)ヴィニーの5thアルバム買いに行って来たのでありました。
明日早速聴いてみよーっと! スポンサーサイト
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明日はライアンですよ♪ |
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なかなか更新が滞っております…日々書きたいこたいろいろあるんやけどね。
更新せんのが日々の生活リズムになってまうとなかなか…なんですよね(汗) さて、明日10/17はライアン・フランチェスコーニのソロ・ギター・ライヴを見に奈良のカフェ・サンプルまで行って来ますよ~。 そもそもブルガリア音楽の達人でもあるライアンですが、とにかく独特としかいえんギター音楽でありまして、でもってそのテクニックがなんちゅうてもハンパない!! この動画ではほんま簡単そうに弾いてますが、まあギター弾いてる人ならテクのスゴさは感じれるでしょう。 これが明日はナマで堪能でけるんですよ~♪そりゃもう楽しみでしょうがないっす♪ ちなみにこのライアンですが、このブログを始めた頃一度ネタにしたことがあるんですよ。 そん時の記事がこれ。→「グレート・ディシーヴァー」 そう、この頃は「RF」という名義でエレクトロニカをやっとったんですな~。 その後「RF」名義は捨てエレクトロニカからも足を洗ったみたいですね。 そして本名でリリースしたアルバムが今年春に出た「Parables」なのでした。
エレクトロニカ時代と同一人物とは思えん音楽です(笑) 音楽は変わっても「グレート・ディシーヴァー」ぶりは変わらず、といったところですか(爆) でも底辺に流れる美しさも変わらず、といったところ。 アコギのええ音楽ないかなあ~という方にはオススメ盤でっせ~! |
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ベック別格! |
昨日遅ればせながら我が家に到着!
![]() はいっ、3月にリリースされたジェフ・ベックの最新スタジオ・アルバム「Emotion & Commotion」のリミテッド・エディションでございます~!! 3月リリース時はたまたま買い忘れてて(笑)これがまた幸いしたというか、この直後にこのリミテッド・エディションのリリース情報を聴き「助かった!」と思った次第。(さすがにファンとはいえ同じものを複数買うのはこのご時世なかなか…なのです) このリミテッド・エディション、まあCD自体は通常盤と変わりませんが、なんといってもDVDとギター・フィギュアが付いてるというのがやはりミソですね~。 DVDはまた週末にでもじっくり見たいと思ってますが、このギター・フィギュアがまた凝ったええつくりなんですよね~。 もったいなくて飾れませんわ(爆) それよりなによりアルバムなんですからやはり肝心なのは音楽の方ですね! 突然の復活作「フー・エルス!」以降の過去3作は世間的には「デジタル・ロック路線」などと呼ばれているようで、確かに私もそのトンガリ具合にベックのロック魂を感じてはいたんですが、もうちょっと歌うギターも聴きたいな、と思っていたのもまあ事実。 そういう私の思いがどうやらベックに届いたみたいで(届かん届かん!ww)、今回はかな~り「ギターを歌わせる」ことにポイント置かれとるんですわ!! ロック・スタイルな曲よりかはストリングスをバックにギターを伸びやかに歌わせてるって感じの曲が中心になってます。 こんだけたっぷりストリングスをバックにしたベックのギターって「Blow by Blow」の「Diamond Dust」以来ちゃうのん? まあもうちょっとアドリヴ・ソロとか欲しいな~とか思ったものの、やはりギター・アルバムとしてはかなりありがたき逸品ではないでしょうか。 昨日来てからすでに3回目のリピート中です~♪ まあベックのやることやから、と無条件に認めてしまう自分も正直、いてます(笑) ベックはベッカク、てことです(爆) |
出会ってなかったらどうなってたんやろう…? ~音盤で振り返る2009~その5 |
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昨日はバンドの忘年会でした。
7時から始めて気がつけば11時!時間の経つのも気がつかないくらい楽しんできましたー! やっぱり音楽やってて、今の仲間と出会えてよかったなあ。 音楽好きになってよかったなあ。 なんてことを思った年末の一日でした。 そんな私ですが、'89年に人と音楽やるまでは友達らしい友達もおらず、孤独な日々を過ごしておりました。(まあキライやなかったけどねw) そんな時期に大好きでよく聴いてた音盤が、なんと今年の夏に念願のCD化されたんすよ~!!
まあ正確には4作品からセレクトした2枚組なんですけども。 NY在住のジャズ・ギタリスト、増尾好秋さんの実弟である増尾元章さん(以降敬愛の念を込めて「モッチさん」と呼びます)が、'82年から'84年にかけてキングレコードよりリリースした4作品からの自選ベストです!!(どうせなら全作再発、てのがサイコーやってんけどな~w) '82年の「オアフ島の風」(以降「オアフ」。ちなみにジャケはこのアルバムの一部をズームアップしたものです) 同年の「リバプール・ドリーミング」(以降「リバプール」) '83年の「ウィズ・ア・スマイル」(以降「スマイル」) '84年の「ハピネス」(以降「ハピネス」w そらそやろww) 以上4作品、全作リアルタイムで私の孤独をまぎらわせてくれた名盤たちなんですわ。(ただ、「ハピネス」だけはあまり聴き込んでいなかったんでそれほど思い入れなかったり…汗) 「オアフ」リリース時は、音楽誌等にはギターだけやなしにベース、キーボードも自分でやっちゃうマルチプレイヤーぶりとか、自ら開発したという「ナチュラル・ディレイ奏法」とか「ダブル・ベンド奏法」等の特殊奏法にやたらスポット当てられてた気がするんやけど、いやいや、肝心の音楽が素晴らしいんですって!! アコースティックギターによる素朴なメロディーが胸を打つ「Growin' This Love」、明るいんやけどどこか切なげなメロディーが美しいわ、(特にサビメロは感動的)それに絡むベースラインは絶妙やわ、ギター・ソロも音色、フレージング、構成とも最高すぎて言葉では評価出来ない「Lady」!(以上「オアフ」) その「Lady」の続編という「Without Lady」は「Lady」を"陽"とするなら"陰"といえるかな。サビメロでは「Lady」同様スライド・ギター使ったりして曲構成もよく似てるけど、終盤のギターの泣きのエモーショナルなこと!!(しかもダブルトラックでバトってる!!) 「Alone」もモッチさん独特のギター・フレージングがたっぷり堪能できるブルージーなナンバー。こんなギターの泣かせ方する人他におらんですよ…。(以上「リバプール」) 本人はポップ過ぎてあまり気に入ってないという「Sunset Lovers」もいやいや、そのポップさがええんやん!といいたくなる名曲やと思うな!アコギのソロもメロディアス過ぎる!そういや当時女友達すらいなかった私でしたが、いつか彼女出来たらこの曲一緒に聴きたいなあ、なんてこと思ってたなあ。(苦笑) モッチさん一世一代、渾身のギターソロが聴けるのが「Living in the City (the Acid)」。曲そのものも素晴らしく良いんですが、なんといっても終盤の怒濤のギターソロはもう圧巻です。かつてアラン・ホールズワースのギターは"最も肉声に近い"と評されてましたが、ここでのモッチさんのプレイは、すでに"肉声そのもの"というてもええでしょう!!スケールだのピッチだのリズムだのといった音楽にある"縛り"から解放された比類のない名演です。(以上「スマイル」) とまあ抜粋で数曲紹介しましたが、まあはっきりいって聴き出したら2枚全て聴かんと気がすまん名曲ぞろいだってのは、リリース時、amaz○nでのランキングは安定して上位やったという事実が証明してますぜ旦那! そんなこの「増尾元章セレクション」、思わずというかやはりというか(笑)、この夏ギリシャ音楽と共に私のiPodの再生回数を伸ばした1枚(2枚やけどw)となりましたです。 ちなみに公開されてるモッチさんの日記では当時の裏話やレコーディングのことなど書いてくれていまして、これも思い入れのある私にはいろいろ発見もあったりで非常に嬉しいプレゼントでした~。 |
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'08春ホーさんフォロワーの祭典~第二夜~ |
「第一夜」と銘打った以上「第二夜」をやらんわけにはいかんですよね。
というかもともと昨日の「Technical Info」は今日のネタを買う時のついでなのでした(笑) そのネタですが、なんとおねーちゃんギタリストです!! ![]() 去年出てたデビュー盤なんですが、先日某目白のレコ屋(といえばわかる人にはわかりますね)のサイトで紹介されてて即検索。彼女のサイトにアクセスしたとたん流れてきたフレーズで購入を決定したという1枚です。 女性でアラン・ホールズワース(ひつこいようだが以下「ホーさん」)フォロアーってのは知ってる限りでは思いつかなくて、そういう点でも珍しいなあ、と興味津々でしたが、その某レコ屋の紹介文では他にスティーヴ・モーズやらジャン・パスカル・ボフォなんかも引合いに出されてたんで飛びついたという。(ボフォの初期アルバム結構好きなんす) で、早速聴いてみたわけですが、全体的にはホーさんテイストは実はそれほど感じんかったです。 モーズというにはあんましカントリー風味もないし、個人的にはポンティ・バンド時代のJoaquin Lievanoの雰囲気を強く感じたかなあ。 ただ、ソロ・ワークはまだまだという感じ。なんか歌ってるというよりツジツマ合わせにいってるという印象なんやなあ。テーマ部の歌わせ方なんかはなかなかいいんやけどなあ。 曲調自体は80'sポンティ+ボフォという感じですんげー好みなんでなおさら気になる点ではあります。 とまあちとキビシ目な採点ではありますが、Joaquin大好きな私にとっては今後が楽しみな新人ギタリストです。 がんばりや~キャサリンちゃん!! |
まず聴け!そして見ろ!!(鳥肌~) |
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ちょっと前の話なんですが、なんばの某T○WER REC○RD(だから伏せ字の意味ないって…)行った時にワールドミュージックのコーナーでかかってたCDがおっそろしく良くて買って帰ったんですよ。
それがこれなんですけど…
とにかく私なんぞの駄文読んでるよりまず聴いてください!! すっげえんですから!! スタイル的には男女ラテン・アコースティック・ギター・デュオなんやけど、とにかくギターテクの凄さがハンパやない!特にリズム・ギターを主に担当するガブリエラ(女性の方)はバケモンです!! はっきり言って彼女のギターにはカホンが内蔵されてます(笑)!!ちゅうぐらいパーカッシブでノリが尋常やない熱さなんですよ。この迫力、最初は絶対男の方やと思ってたくらい。 そしてリードのロドリゴ。全盛期のアル・ディメオラを彷彿、というかまんま再来ともいえるミュート6連速弾き+ラテンの哀愁溢れるプレイがもう最高~にかっちょいい! なんでもこの2人、もともとはスラッシュ・メタルをやっとったそうで、なるほどこの疾走感は確かにスラッシュに通じるもんがあんのかなあ。このアルバムでもしっかりメタリカ(変換したら米田梨華って出て来た…だ、だれやねんこれ笑)のカヴァーしてるし。 カヴァーといえば、まあこれを店頭で聴いて耳を奪われたんですが、ZEPの「天国への階段」、これがまたええんだわ~。こーゆーラテン・タッチなアレンジで聴いてもやはり名曲は名曲ですなあ。 そして個人的にベストトラックなんは5曲目の「Ixtara」。前にこのブログでも絶賛した(この記事です)ディヴィッド・グリスマン・クインテットの超名演「16/16」を彷彿させる曲調にゲスト参加のロビー・ラカトシュの高速メロディアス・ヴァイオリン・ソロがもうとにかく絶品なのですよ! そんなわけで全篇唖然となるギターテクと美メロ満載のこのアルバム、音だけでも腹いっぱいになんのに、オマケでDVDまでついてまして。それにライヴ・テイクが3曲収録されてんですよお~! この人ら、ライヴではさらに熱くなってて、オーディエンスもほとんどメタルのノリ。3曲しかないのが実に残念な困ったDVDになってます(笑)。 さらに、ギター弾きに嬉しいのは、なんと教則コーナーまで収録されてんですよ(笑) 2人がアルバム一曲目の「Tamacun」をリード、リズム別々に弾きながら解説してます。スローテンポでもやってくれてるので、あの超絶なリズムギターをどうやって弾いてるのかがばっちり解明できるようになってます。でもせやからってすぐマネできるようなもんやないですけどね(爆) とにかく私が激惚れしたこの1枚、まず聴いて、そして見てブッとんで下さい!! |
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2007年ベスト・ギター・アルバム最有力候補!? |
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先日ジャン・リュック・ポンティの新譜のネタ書いたんですが、ポンティ絡みのギタリストってのは例外なく好きなギタリストが揃っとんですよね。
ジョン・マクラフリンにはじまり、フランク・ザッパ、増尾好秋、自己のグルーブで活動するようになってからもフィリップ・カテリーン、ダリル・スチューマー、アラン・ホールズワース、ホァキン・リヴァーノ、ピーター・マウヌー、ジェイミー・グレイサー、スコヘンことスコット・ヘンダーソン、フランケン・ボーリ(=フランク・ギャンバレ。某ギター誌でちょっとポンティ特集みたいなんがあって、そん時こう書いてあった。フランケンて…どんな聞き間違いやねん。笑)などなど、グレイサー以外はみんなアルバム買ってるもんなあ。 その中でも私が"ポンティ黄金時代"と呼ぶ3作、「Aurora"極光"('76)」「Imaginary Voyage"桃源への旅立ち"('76)」「Enigmatic Ocean"秘なる海"('77)」に参加したダリル・スチューマーは特に大好きで。ホールズワース目当てで聴いた「秘なる海」でのプレイは衝撃的でした。 そんなわけでソロアルバムは5枚全て持ってたりするんですが、先日カーヴド・エアの紙ジャケ見に行った(はずが結局3枚全部買うてもうたんやけど。)時に店頭に最新6thがあったんで迷わず買って来て早速聴いてみたら… こーゆーダリルを聴きたかったんよ!!ちゅう感じのエレキ弾きまくり盤なんですよ!! ギター・スタイルはポンティ時代の面影も残しつつ、ホールズワースのようなレガートな奏法もやるようになって久しいですが、あの頃のポンティを想起せずにはいられない曲調もあったり、とにかくこれまでにないくらいギンギンのギターたっぷり。
もちろん前作までもギターそのものはたっぷりではあるんやけど、ポンティ時代のような"ゴリゴリフルピッキング弾き倒し"は影を潜めてたりしたんですな。特に前作「Retrofit('04)」はギターのトーンもすっかり甘くなってしまって、すっかり"スムース・ジャズ化"してもうてたんで、あ~このままどんどん甘々路線になっていくんかなあ、とちょっとガッカリしてたんで、今作の方向性には正直びっくり。(とはいえ前作も音楽そのものはすごく好きではあるんやけど。もろPMG風な曲もあったり。ただダリルが弾くギターではないよなあと…) ただ、結構そんな感じの弾きまくり盤なので曲の区別がつきにくい、ってのは正直ありますが(笑)。 でもまあなによりダリルの、これぞダリル!とでもいうようなここぞで繰り出す速いフレーズだとか、テクニカルやのによう歌ってるソロとか、そーゆーのに心酔してる私にはむしろありがたいってもんです(爆) あと、去年出たベスト盤がなぜかBelle Antiqueから国内盤で出たので、もしかしたら後で国内盤が出たらいややなあ、とか思ったり。(レーベルが「Inside Out」になったから可能性高そう…) 中国のアイドル聴いたりポンティ周辺の人ら聴いたり今年の春も聴くもんいっぱいで嬉しいやら聴ききれるんか心配やらですわ(笑) あ、カーヴド・エアもあったわ(爆) |
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つ、ついに…(号泣) |
さて、今日はおとつい買った中古レコのネタでも書こかな~と思ってたら。
クロスウインドの大傑作3rd「そして夢の国へ」と「Live Crosswind」がはやくも我が家に到着した!! 日本、といわず世界的に見てもインスト・ロックの金字塔といってもいいこの「そして夢の国へ」がまさかCDで聴ける日が来るとは…生きてりゃなにかとええことあるもんです。 それだけでも十分ありがたいんやけど、この2枚をDisk Uni○nで買うとついてくる特典CD。 これがまたやってくれました…。 幻の未発売4th「Wildland」から、とは聞いてましたが… これまた幻のド名曲「ミラ」が選曲されてる!!(ボロ泣き) あまりCrosswindを生で見る機会はなかったんやけど、その少ない機会でも「脱走」と共にキョーレツに印象に残った曲なんですわ!! う、嬉しすぎる… とりあえず今日はこれ聴くんでパソコン遊びは終わり!! あしからず!! |
こらぁド凄え! |
Novaの紙ジャケも最近2枚リリースされたわけですが、中心メンバーであるギタリストのコッラード・ルスティーチの2作目となる11年ぶりの最新ソロ・アルバム「Deconstruction of a Postmodern Musician」を先日買いまして。
![]() こっれがなかなか素晴らしい「ギター」アルバムに仕上がっておるんですよ。だもんで最近結構ヘビロテしております。 リズムセクションもドラムスにはハイパー・ギタリスト大好き(笑)のスティーヴ・スミスと、ベースにはマイケル・マンリングという強力さ。 でもまあなんちゅうても気になるんがアラン・ホールズワースの参加でしょうなあ。 1.Eros タイトルがギリシャの神さんやし、もしかしてチェルヴェッロっぽい曲かと思いきや、いきなりのファンキー・テイストに「えっ!?こうゆう路線なん!?」と不安になったものの(笑)実はかっちょよかった(爆)短いながらもすんげえギター・ソロはホールズワース風。 2.Rage and Dust コッラードのプロデュースでデビューしたElisaがヴォーカルで参加。穏やかな曲調ながら実は熱い!ギター・ソロもメロディアスでテクニカル、というギター好きのツボを押さえてます(笑)。 3.Lazarus Pain メロディアスなスロー・ナンバー。コッラードのギターよう歌ってます。 4.Maledette Stelle スケール感豊かな曲調にホールズワースがスティーヴ・モーズのマネしたような(笑)ギターが映える!特にエンディングの弾き捲りは圧巻!! 5.Bodega Bay クロスウインド(=小川銀次)風の優しげな曲調がイイ!口笛も効果的。 6.Tantrum to Blind ここでいよいよアラン・ホールズワース大先生登場!!そういえばスティーヴ・スミスのドラムとホールズワースの組み合わせってポンティの「Enigmatic Ocean」以来やないかい!? まあホールズワースは相変わらず(笑)なんやけど、対抗するコッラードのギターがまた凄い…。 ただ曲調がいかにもスーパー・セッション用ちゅうのがちょっともったいない。どーせならもちっとメロディックな曲でのバトルが聴きたかったちゅうのが本音やったり。 7.Chiudi Gli Occhi フィメール・ヴォーカルを起用したムーディーなナンバー。バックにこそっとシタールやらガタム(インドの壷。スティーヴ・スミスが叩いてる!)を使っているのがマクラフリンLOVEのコッラードらしい(笑)。 8.Spirals of Light かと思ったらこれはいかにもマハヴィシュヌなナンバー(笑)。ギター・ソロまでチェルヴェッロ時代のようなマクラフリン・テイスト。ポール・マッキャンドレスがイングリッシュ・ホルンで参加!すげえハマってる! 9.Bridge of Floating Hearts これも美しい!ギター・ソロはインドかぶれのホールズワースっちゅう感じ(爆) 10.100 Famous Notes 室内楽チックなギター・アルペジオとストリングス、オーボエによるイントロにリズム・セクションとエレキ・ギターが加わり、全盛期のジャン・リュック・ポンティのようなメロディアス・ジャズロックに。かっちょいい! 11. ...And My Mind Became a Color 波の音にインスパイアされたっちゅうことですが… こ、これはロバート・フリップ大先生のサウンド・スケイプではないか(笑) まあでもキライやないし(爆) |
ギター・アルバム列伝 巻の一「TO CHI KA」 |
![]() さて、いろーんな楽器が好きな私ですが、ほんまに大好きなんは24年間ずっと変わらずエレキギター。そんな私にさせてしまったのがこの渡辺香津美さんの「TO CHI KA」ですねんわ。 ワイルドやのに美し過ぎるトーン、ありえへんぐらいカンペキなメロディックでテクニカルなフレーズの連発、ケチのつけようがないカッチョ良過ぎの曲…音楽初心者だった私でもギターという楽器にハマりますてそら。 特にA-4「コクモ・アイランド」でのギター・ソロの展開なんていまでもサブイボが立つぐらい凄いっす。(ちなみにマイケル・ブレッカーのテナー・ソロも凄い) B-1「ユニコーン」も、当時のマクセルのCMに使われてたくらい印象的なテーマを持つ超名曲。(あの「ちゃっちゃーん!」が印象に残らんという人はおらんやろう) トニー"バーバーショッブ"レヴィンのフレットレス・ベースがええ感じのB-3「サヨナラ」も、このハイテンションなアルバム中のええ箸休めになってます。タイトル曲のA-3「トチカ」も、マイク・マイニエリのヴァイヴと香津美さんのオベーションの響きがこのアルバムを買ったさぶい冬にぴったりやったし。 私にとって「フュージョン」という音楽のイメージを決定づけたアルバムでもあり、今でもこれを聴き倒してた'82年にタイムトリップできる家宝の1枚なのでした。 むかし香津美さんがパーソナリティを務めてたラジオ番組で、A-1「リキッド・フィンガーズ」のギター・ソロの別テイク版が放送されたことがあって、CD化の時にでもボーナスで入れてくれへんかなー、と思ったけど残念ながらオリジナル盤のままでした。(まあありがたいような残念なような) |