ギター・アルバム列伝 巻の一「TO CHI KA」


さて、いろーんな楽器が好きな私ですが、ほんまに大好きなんは24年間ずっと変わらずエレキギター。そんな私にさせてしまったのがこの渡辺香津美さんの「TO CHI KA」ですねんわ。
ワイルドやのに美し過ぎるトーン、ありえへんぐらいカンペキなメロディックでテクニカルなフレーズの連発、ケチのつけようがないカッチョ良過ぎの曲…音楽初心者だった私でもギターという楽器にハマりますてそら。
特にA-4「コクモ・アイランド」でのギター・ソロの展開なんていまでもサブイボが立つぐらい凄いっす。(ちなみにマイケル・ブレッカーのテナー・ソロも凄い)
B-1「ユニコーン」も、当時のマクセルのCMに使われてたくらい印象的なテーマを持つ超名曲。(あの「ちゃっちゃーん!」が印象に残らんという人はおらんやろう)
トニー"バーバーショッブ"レヴィンのフレットレス・ベースがええ感じのB-3「サヨナラ」も、このハイテンションなアルバム中のええ箸休めになってます。タイトル曲のA-3「トチカ」も、マイク・マイニエリのヴァイヴと香津美さんのオベーションの響きがこのアルバムを買ったさぶい冬にぴったりやったし。

私にとって「フュージョン」という音楽のイメージを決定づけたアルバムでもあり、今でもこれを聴き倒してた'82年にタイムトリップできる家宝の1枚なのでした。

むかし香津美さんがパーソナリティを務めてたラジオ番組で、A-1「リキッド・フィンガーズ」のギター・ソロの別テイク版が放送されたことがあって、CD化の時にでもボーナスで入れてくれへんかなー、と思ったけど残念ながらオリジナル盤のままでした。(まあありがたいような残念なような)