www.ナゴヤハロー(裏) The小ネタ集

本館にはない音楽の紹介やら思いつきや雑感とか、とりあえずいちいち本館にアップするまでもないようなビミョーな小ネタの場です。

柳町2days

4/24の記事に書いた「十九歳の地図」、第七藝術劇場で見てきました。
フィルムの保存状態がそうよくなかったんか、全編ちょっと赤みがかった映像でしたが、まあこれもレアヴァージョンみたいなもん(笑)。
この日は上映後柳町光男監督のトークショー、それに続いてのオールナイト上映もあって思ったより人は入ってたような。ちょっと先月から体調を崩してたこともあってさすがにオールナイトはパスしましたが…。
やっぱしこの映画好きやな〜。この後味の悪さ、ええわ〜。

で、翌日。現在上映中の「カミュなんて知らない」も見に行ってしまった。
この日は監督の舞台挨拶があるということで、前列以外はほぼ満席。へー、そんなに話題性あったんや。
柳町監督の挨拶は、撮影の裏話や途中で大阪出身やという出演者も飛び入りで登場したり10分程度。
そして本編。
昨日暗いトーンの「十九歳の地図」見たばっかしやったので、えらいポップな感じでしたが、ところどころで見せる重いトーン。そしてえらい話題になっとるというラストシーンは確かにしてやられた…という感じやけど、さらに裏読みも出来そうで深い。
もう一回は劇場で見ておきたいなあ、と思わせました。

さらに。夕方からまた第七藝術劇場に移動し、同監督の「愛について、東京」と「さらば愛しき大地」を鑑賞。
どっちも後味悪くてええ映画でしたが、さすがに1日長編3本は疲れました(笑)。

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サキルヴァ&ユーロビジョン


ギリシャのイケメン人気シンガー、サキス・ルヴァス(通称サキルヴァ)もライヴDVD「LIVE BALLADS」をリリース!!
タイトルからすると、バラード中心の選曲なんかしらん?究極のイケイケ曲「Shake It」も入ってないし。(サキの「腰振り」見たかった〜)

今年はユーロビジョン(まあヨーロッパ歌謡コンテストみたいなもん)が5/18〜20、ギリシャで開催されるんですが、サキルヴァがなんと司会をやるようです。
そしてギリシャ代表はなんとアンナ・ヴィッシ!!
このコンテストって年齢制限ないの!?(笑)
ヴィッシは'80年にギリシャ代表、'82年にキプロス代表として出場してるので今回が3回目。さて3度目の正直&ギリシャの連覇なるか、が楽しみなところ。
あ〜あ見に行きたいなあ。

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ポンティ美メロベスト

最近このブログで、JEAN-LUC PONTYのネタが多いのでよく聴くんですが、やっぱええわー。我が青春の1ページやなー(笑)とかなんとかでちょっとしたマイブームになっていて。
とりあえずCDで持ってる分は愛用のiPod miniに全部詰め込んでしまい、その上「ポンティ美メロベスト」なんてプレイリストまで作ってしまった。(あまりこーゆーことはしない人なんですが…基本的にアルバム単位で聴くので)

で、今日仕事で兵庫県の西〜の方まで行ってきまして、その帰り道。
JR神戸線乗ったことある人にはわかると思いますが、明石駅を過ぎて朝霧駅の手前辺りから須磨までは右手にずっと海が見えるんですよね。これはもう絶好の機会!!
てなわけで明石についたところでプレイ開始。

1曲目「Mirage」(from「Enigmatic Ocean」)
2曲目「Nostalgic Lady」(from「Enigmatic Ocean」)
この二曲、海をテーマにしたアルバムやというのに実は海を見ながら聴いたことはなかったので、あまりのハマりぶりに大感動!たぶんすっごい切ない顔してたかも知れん、と後で恥ずかしくなったり(爆)。しかも、夕日の光の具合がとってもええ感じやったんだこれが。
ちょうど2曲目のアラン・ホールズワースのソロの辺りで海とはおさらばでしたが、この体験はまた一生もんやあ〜。まだまだこのアルバム、感動でけるわ〜ちゅうのを改めて感じた次第。
残りの曲もついでに紹介しますと、
3曲目「Stay With Me」(from「A Taste for Passion」)
4曲目「Dreamy Eyes」(from「A Taste for Passion」)
5曲目「A Taste for Passion」(from「A Taste for Passion」)
6曲目「Computer Incantations For World Peace」(from「Individual Choice」)
7曲目「Nostargia」(from「Individual Choice」)
てな感じ。
まだまだリストに加えたい曲はあるんやけど、CDでは持ってないのよー!
この際せっかくやから揃えてまおっかなー。ポンティの音楽はどっちかというとCD向きな気がするし。

なんかしかしすっかりポンティ萌えのブログになったな〜(笑)
まあ「ポ」が「パ」でないだけ健全ではあるかな(爆)


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ギターインスト名曲全集 Track 1

えー、最近risaさんのブログでHR/HMのバラード名曲を紹介する記事があり、それをパクって、それにインスパイアされて、私も新企画を立ててみました。
題して「ギターインスト名曲全集」!!
そして記念すべきこの「ギターインスト名曲全集」の第1回は私にとってはこれしかおまへん。
ゲイリー・ムーア&フィル・ライノット「Parisienne Walkways」。
まあ原題よりも「パリの散歩道」ちゅう方が個人的にはしっくりくるんですが。
ちゅうか、これインストちゃうやん!!というツッコミもありそうですが、どう聴いても主役はギターやし、そもそも私にとって「オリジナル」の「パリ散」は、初めて聴いた「ライヴ・アット・ザ・マーキー」でのインスト・ヴァージョンなので、それ以外はゲイリー本人の演奏であっても「ヴォーカルの入ったカヴァー」なのです。

イントロのグリスダウン3音に続く、もう"これこそ泣きのギター!"としかいいようのないテーマ。絶対ギター弾きならみんな弾いたハズ(笑)。で、私は途中の下降速弾きんとこであきらめたクチです(爆)。
そして、これぞ「パリ散」ともいうべきフィードバックによる超ロングトーン!!どこまでひっぱんねんっ、ていうとこまでひっぱって、テーマに戻った後にお待ちかねのソロ・パートがやってきます。
メロディアスなのはもちろんのこと、なにより感情移入の強烈さにほんま熱くなりますわ。そしてソロの締めは毎度おなじみのトリルしながらのポジション下降!もう20年以上変わらぬ構成やけど、やっぱこの流れやないとねー。

さて、この「パリ散」も正規盤だけでもライヴヴァージョンがやたら多くて実は私も全てを聴いたわけやないのです(泣)。とりあえず私の持ってるヴァージョンは今現在下記のものです。(ブート入れたらキリがないのでとりあえず珍しいG-Forceヴァージョンのみ入れました)

・Back on the Streets('78)
これが唯一のスタジオ録音のオリジナル。ヴォーカルはフィル・ライノット。フィードバックはまだ5秒どまり。ギター・ソロがすぐフェイドアウトしてしまう極悪ミックス(笑)なんやけど、なんかジャケ違いのアメリカ盤はメインヴォーカルがゲイリーになっていて、しかもちょっとだけソロが長いらしい。しかし見かけたことすらない…(泣)こーゆーのこそボーナストラックで入れんかいっ。

・In London / G-Force('80)
G-Force時代のブート。2ヴァージョンが収録。最初のテイクはなんといきなり6秒のフィードバックから入る。いつものところのフィードバックは12秒(15秒)。ソロは1分40秒(1分55秒)。ここではとにかく速弾きが凄い!まさに鬼神のように弾きまくってます。
こん時はレスポール使ってなかったよう(豹皮のシャーベルか?)で結構アームも使ってますね。
※( )内は2テイク目のタイム

・Live at the Marquee('83)
当初は日本でのみリリースされた"幻の"ライヴ・アルバム。録音は'80年11月か'81年2月のどっちからしい。「サンセット」とのコンボでインスト、というこのアルバムでしか聴けないヴァージョンやったりする。個人的にはこれがベスト・テイク。(やっぱ思い入れの深さが違う…)フィードバックは8秒と短め。ソロは約2分ちょい。アームを使った泣かせ方は他では聴けない鳥肌モノ!!

・Rockin' Every Night〜Live in Japan〜('83)
初来日公演を収録したライヴ・アルバム。オリジナル盤にはこの曲は入ってなかったけど、'02年にリマスター盤が出た時ボーナストラックで収録された。もともとは「Corridors Of Power」UK盤のオマケ。'82年、マーキーでのテイク。フィードバックは17秒。ソロは約2分ちょい。トリル下降の最後の方でリヴァーブがえらい深めにかかる。全体的にわりと端正というかまとまった演奏。美しい!

・Empty Rooms('85)
「ラン・フォー・カヴァー」の頃にリリースされた12インチシングル。B-1にフィル・ライノットがゲスト参加したライヴ・ヴァージョンが。(確かビデオ「エメラルド・アイルス」と同テイクやったような記憶が。)やっぱフィルのヴォーカルはええ味出してるわー。
フィードバックは15+8秒(途中1回切れる)。ソロは約1分半。かなりアグレッジヴに弾きまくってる!

・Blues Alive('93)
ブルーズ転向後もこの曲だけはやってますな。故トミー・アイアーのキーボードがかなりシンフォニック色を出してます。ここでのフィードバックは27秒。ソロは約2分。

・Ballads & Blues 1982-1994('95)
「Blues Alive」からのテイクなので割愛。

・LIve at Monsters of Rock('03)
まさかもうHRはやらん、ちゅうてたゲイリーがHR時代の代表曲の数々を再演するとは!
しかもギター・トーンはざくざくに荒い!ここでのフィードバックは25秒。(やたら切ったり細かいフレーズはさんで引っ張ってるんで最長音のみのタイム。)キーボードがないのはちょっと寂しいけど、ソロは大サービスの約2分半。強烈に泣いとる!やっぱゲイリーにはハードロックやってほしいなあっ!

ついでに以下はカヴァー・ヴァージョンいろいろ。

・Trive of Gypsies/Standing On The Shoulders Of Giants('00)
ゲイリーファンでもあるギタリスト、ロイ・Z率いるラテン・メタル(笑)・バンド。
前半はアレンジ、ギターのトーン等オリジナルに沿った感じなんやけど、ギターソロから曲調は一転、アフロチックになって、どこがパリやねん、とツッコミたくなりますが、ロイのギターがいいので許してやろう(笑)。ちなみにフィードバックは7秒。

・De Danann/Welcome To The Hotel Connemara('00)
アイリッシュ・トラッドの老舗、ディ・ダナンもこの曲をカヴァー。なんでもフィドル&フルート奏者のFrankey Gavinはフィル・ライノットとルームシェアしてたこともあるとか。
当然トラッドバンドなのでエレクトリック色は皆無で、フルートがリードをとっとんやけど、これが実に見事にハマってます。あ、当然フィードバックはありませんので(爆)。でもしっかりロングトーンでオリジナル通りの5秒のばしてます。ようやるわ(笑)。

・郷ひろみ/愛しき他人(ひと)〜パリの散歩道〜('83)
ちょっと意外なヴァージョン。シングル「シャトレ・アモーナ・ホテル」のB面に収録。アレンジは全くのオリジナル(リードギターのパートがヴォーカルパートになっとる)やけど、結構バックで弾きまくってるギターをゲイリーに似せていてなんとも微笑ましい(笑)。演奏者のクレジットはないけどたぶんアレンジも担当した矢島賢氏やないかと思います。ほんでもってフィードバックはありません(笑)。興味ある人は探してみよう。たぶん流通数は多いので見つけやすいと思います。私もよしっ探すぞっ、と思って行った一軒目でいきなりゲットしました。

しかし思いつきで書き出したものの、ここまで大作になるとは思わんかった。タイム比較までするつもりなかったのに(笑)。
Frankey Gavinに負けず私もようやるわ(爆)

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十九歳の地図

これまで見てきた映画では個人的にこれが最高作です。

『十九歳の地図』('79)  監督/柳町光男

私にとって「心に残る映画」の基準てのはもう単純でして、とにかく
「後味が悪い」
これにつきます!

主人公は新聞配達をしながら予備校に通う十九歳の気弱な青年。彼の社会に対しての怒りとか哀しみとかなにひとつ決着つけないまま、何も変わらぬ日常で終わるラストシーンは当時十五歳の私の心になんやようわからん気持ち悪さをじゅわっと焼き付けてしもて。あとジャズピアニスト板橋文夫氏による音楽も印象的でした。(ちなみにこの時分はまだ音楽に興味の「き」の字すらなかった)
そんな感じで、何がどう"いい"のか、私の能力では文章化はでけんのですが、まあほんまにええもんってのは理屈やなしに感覚に訴えるもんですし。(←と逃げる)

DVDでももう何回も見たけど、もう劇場で見ることはないかな、と思ってたらなんと十三の第七藝術劇場にて昨日から上映しとるではないか!!
一週間限定のレイトショーのみ、ってのはきついけど…これはこれはもしかしたら最後のチャンスかも知れんし、無理してでも見に行かねば。
どうやら柳町光男監督の最新作、「カミュなんて知らない」の公開記念企画らしいです。
4/28には柳町監督のトークショー付きで他3本もオールナイト上映するとか。

しかしたまたま第七藝術劇場のサイトをこの時期にのぞいた、ちゅうのはツイてたなあ♪
ギリシャレアCDも見つけたし、今日で今年のツキ使い果たしたんちゃうか(爆)

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小林さんありがとう

3/20の記事に書いた、アルトサックス奏者の小林香織さんの日本橋でのインストア・ライヴに行ってきました。
まあ案の定というか、こういうイベントではこれが普通なんやろけどカラオケCDでの演奏でしたが、結構歌うええサックス吹きますなあ〜。それよりなによりやっぱしカワイかった!!(笑)
3曲演奏した後はサイン会やったんですが、あ〜、買うたCD持ってくんの忘れた!さすがにもう1枚買うのはちょっとアレやったのであきらめました(泣)。

まあでも世の中よくしたもんで、アンラッキーの後にはラッキーなことがあるんですな。
帰り道にいつもの習慣で中古レコード屋をなにげなくのぞいて、とりあえず特に何を探すでもなく「ワールドミュージック」の棚を見ていたら…
見慣れない背表紙に見慣れたギリシャ文字。し、しかも「エレナ・ペータ」!?
こ、これってもしかしたら「エレーニ・ペータ」のことちゃうん!?と思って棚から抜き出して顔をチェックしようと思ったら、なんとちょうど顔の部分に値札が(泣)。
しゃーないので裏を見てみたけど裏には写真はなし…
やってんけど!!

作曲が「アレクシス・パパディミトリーウ」!?

そ、その上アレンジは私の大々フェイヴァリット・ピアニスト&ドラマーのスタヴロス・ランツィアスーーー!!??

ちなみにアレクシスは私が初めてギリシャに行った時にCDを買ったニューエイジ&映画音楽の作曲家なのだっっ!!
こら買わんわけにはいかんわいっ!!というか誰や売ったの(爆)
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その後も同じギリシャのΣΟΦΙΑ ΚΩΝΣΤΑΝΤΙΝΟΥ(ソフィア・コンスタンディヌ)の去年リリースしたたぷんデビュー作があったので当然のように購入。ちなみにかなりルックスはイケてます(笑)。
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いや〜ふらっと入ってこんなん引き当てるんやから人生はわからんですな(大層やな〜)。
いまだにギリシャ語は「読めるだけ」やけど、こーゆー時には役に立ちます(笑)。

ありがとう売ってくれた人、そしてこの日この店に行くキッカケを与えてくれた小林さん(爆)。

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ドーグ誕生!

JEAN-LUC PONTYが名盤「ENIGMATIC OCEAN」をリリースした同年、もうひとつの名盤が産声をあげた。
内容の素晴らしさもさることながら、新しい音楽ジャンル"Dawg(ドーグ)"を打ち立てたエポック・メイキングな大傑作。それが、

DAVID GRISMAN QUINTET/SAME('77)


ブルーグラス界のトップ・マンドリン奏者であるデイヴィッド・グリスマンが、(大雑把な定義ながら)ブルーグラスとジャズをフュージョンし、Dawg(DAvid Williams Grismanの頭文字をとったそうな)ちゅうもんを作ったこの頃、私はバリバリの中学生(どんな表現や)。ドーグはもちろん、音楽なんてどわいっキライな時分でした。
そんなわけでこのアルバムに出会ったのは誕生から約12年後の京都でのこと。
そのスジでは有名なレコード店「プー横丁」になんとな〜く入った時、いきなし耳に入ってきたのがこいつでした。
"な、なんじゃこの超絶バカテクやのに異様にメロディアスなヴァイオリンはっ!!"
そう思った私はすぐ店のおっちゃんに「こ、これ、なんですのん!?」と聞きに行き、当然のように即購入したというわけです。(音楽ファンならこの状況で買わんハズがないでしょっ)

そんなアルバムなんで内容はもはやいわずもがな。1曲目「E.M.D」冒頭のカウントからラストの約9分に及ぶ「Dawg's Rag」まで約40分しびれっぱなし。お風呂で聴いたら電気風呂になります(爆)。
まさに"こんな音楽があったんや!!"状態。グリスマンのフラットマンドリン、トニー・ライスのギターだけでもソロ、アドリヴ共にケチのつけようのないカッチョ良さやちゅうのにヴァイオリン(フィドル)のダロール・アンガーのプレイ!!
なにこれー!!!!
凄過ぎー!!
どの曲のプレイも凄まじいテクニックで超メロディアスなソロを展開するんですが、中でも特筆なんが、サンバ・リズムのシブシブ哀愁爆発ナンバー「16/16」でのプレイ。ダブルストップ(重音)でのロングトーンによるひとりストリングセクションのバッキングから実に自然にソロ・パートに移行するんやけど、このソロがもーとにかくたまらんたまらんたまらん!!(なんという表現力のなさ)古今東西ベストヴァイオリンソロとゆうてもええぐらい!!
あと、「Blue Midnite」ではヴァイオリンソロを多重録音してるんやけど、この2本の絡ませ方も絶妙なんですわ。(後にメンバーになるマーク・オコナーもギターで似たようなことやってたけど、これがもしかして原点?)

後に大々的に取り入れられるラテン・フレーヴァーなどもすでに取り入れたりしてるし、「Pneumonia」ではバルカン的なスケールも使ったりと、すでに1stで以降の音楽性を確立してるあたりがとにかくオソロしい。

とにかく、これに出会わんかった人生もあったかと思うと、ほんまあの日京都に行っててよかったなー、と思わせる大名盤でございます。(しかし何しに行ってたかは思い出せん…)

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最近のギリシャCD事情

別にわたしゃ業界の人やないんでほんまの事情は知らんけども、最近のギリシャのCDのリリースの仕方はちょっとなあ…と思うところがあるので書いてみます。

とにかくなんといっても、
再リリース多過ぎ!!

人気アーティストに限ってやけども、一度リリースした作品が、一年くらい経ってから新たにボーナストラックやらボーナスDVD付きで再リリース、ちゅうケースが結構多い!!
最近でもミハリス・ハジヤニスやらパスハーリス・テルジス、そしてヨルゴス・ダラーラスまで…。
そんなん出すん分かってたら慌ててリリース直後に買わんかったのに…(泣)
ただでさえユーロ高いんやから同じ盤何枚も買えまへんがなほんまに。

そういう事情もあり、最近ギリシャものは大物ほど新譜購入は控えるようになってしまった…。

日本もそやけど、やっぱりギリシャでもCDは売れてないからいろいろあの手この手で売ろうとしてんやろなあ、と思うけども…ねえ。

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青いヴァイオリンの男

JEAN LUC PONTY/
A TASTE FOR PASSION('79)




'77年のナゴハロレコード大賞受賞作「ENIGMATIC OCEAN」に続いてポンティ作品の紹介です。
「ENIGMATIC〜」以降楽曲がコンパクト化してしまいちょっともの足らない部分も出てきたもののメロディーの美しさは健在。特に「美しさ」ということだけならポンティ作品中これがベストやないか、っちゅうくらい。(ただ残念ながらイマイチ曲もあるにはある)
では行ってみまひょか。

A-1「STAY WITH ME」
その「美しさ」の最たる絶品のオープニングナンバー。ホァキン・リヴァーノ(guitar)のリヴァーノ、ちゃう、リヴァーブ(うわ、しょーもな)の効いたアルペジオから、同じくホァキンによるリード・メロディー(この頃のホァキンのギター・トーンの美しさといったら…)でのっけから内堀を埋められ、続くポンティの超メロディアスヴァイオリンソロで早々に落城(笑)!

A-2「SUNSET DRIVE」
一転してえらくファンキーなリズムになってズッこけます(笑)。タイトルもなんかとっても軟弱な感じやし。悪くはないけど前曲との落差がなんだか(笑)。

A-3「DREAMY EYES」
これは最初聴いた時は「ノスタルジック・レディ(ENIGMATIC〜収録曲)」の続編か!と思いましたよ。というのもフレットレスベースのフレーズが激似の上、曲の構成までそっくり。(テーマ→ヴァイオリン・ソロ→ギター・ソロ→テーマ)
まあ曲調自体はタイトル通りのドリーミーな感じなんで全然ちゃうんですけどね。

A-4「BEACH GIRL」
これまた軟弱なタイトル(笑)。曲調もアコギが効いたサワヤカン・フュージョン。まさに夏の海向け。

B-1「A TASTE FOR PASSION」
これがとにかく素晴らしいんだなっ!!
グランドピアノによるイントロのあとギター・ソロに突入するんですが、もーホァキン最高!!彼のベスト・プレイちゅうてもええでしょう。トーン、フレーズともいうことなし。
がしかし。続くポンティのソロはそれすら凌駕する究極のメロディアス・プレイ!!個人的にもこのソロがポンティのベスト・ソロやと思ってます。そんなわけで文章化は控えさせていただきます。(無理。)

B-2「LIFE CYCLES」
後半は7拍子になったりしてちょっと前のポンティに戻ったかのようなプログレ的なナンバー。

B-3「REMINISSENCE」
1分半ほどの小曲やけど、これも出だしはプログレのイントロみたい(笑)。後半はちょっとクラシカルなソロピアノに。

B-4「GIVE US A CHANCE」
ベースの感じは「ENIGMATIC〜」の「THE TRANS-LOVE EXPRESS」に似てるけど、個人的にはイマイチかしらん。

B-5「OBSESSION」
前作あたりからポンティが影響を受けつつあったミニマル・ミュージックをちょっとはさんでみました、といった感じ。

B-6「FAREWELL」
う〜ん、なんか軽め(笑)。こんだけ美しい曲がつまったアルバムのラストとしてはちょっと不満かなあ。

というわけでちょっとB面はアタマ以降なんだかなあ(レビューもなんかちょっと適当…)なアルバムですが、毎年春になると聴きたくなるんやなあ。(今年ついにCDも買ってしまった)

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確かにビンビンきます(←どこが?)

私も健全な(?)成年男子ですので、レコードをジャケ買いする時に女性アーティストやとやはりそのルックスも判断基準にしてまうのはしゃーないところ。
特に中華ものなんかはほとんどやったりします(笑)。
んで、先日買ったんがこれ。

范冰冰(ファン・ビンビン) / 剛剛開始('05)



なんつー美貌!!まさに一目惚れでした(笑)。
この人、本職は女優さん(最近では「花都大戦 ツインズ・エフェクト2」に出演)やそうで、これがCDデビュー作らしいです。サイズでわかるように、ちょっとした写真集もついていて、これがまたたまらんのです(爆)。
そしてまた肝心の内容の方もよかったりするんですな。1曲目「飛鳥」のアコースティック・ギターによるしっとりとしつつも透明感のあるイントロで「こらアタリやっ!」と思わせ、2曲目「 剛剛開始」や5曲目「海邊」では「これぞ中華!!」としかいえん(ボキャないなあワシ)爽やかな哀愁を聴かせてくれたりと見かけ倒しには終わってないんですわ。打ち込みは多用されてるものの、聴いた後には結構生楽器の余韻が残ります。(琵琶をええ感じにからめた「花之魁」もgood!)
歌はむちゃくちゃ巧い!ってわけやないけど、それがかえって耳障りにならない心地よさを感じさせ、そしてその声質も私にぴったり。

そんなわけで最近天気のいい日はいつもこれだったりします。

それにしても…この美貌でビンビンて…(苦笑)

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目当てはあくまでギリシャの風景ですから(汗)

今日仕事終わって近所のコンビニで買い物して帰宅途中に古本屋の横を通ったんです。
なんか棚をちらっとみるとギリシャっぽい文字が見えたんでよく見てみたら…
酒井法子さんという人がギリシャはサントリーニ島で撮影した写真集「ZEPHYROS」でした。


おおっ、これは、と思って値段見たらこれが100円。
当然のようにレジに持って行きましたともさ(笑)。
しかしまるで私を狙ったかのように棚の一番前に置いておくとは。やるな○○○書房(笑)。

家に帰って早速見てみました。
まああんまり期待もしてなかったけど、どうもサントリーニの美しさはないがしろにされてるような…。そら主役は女のコやいうのはようわかってるんですが。
やはりギリシャ者としては島の良さも引き出して欲しかったなと。
あと、全カットにソフトフォーカスというか、ちょっと滲んだような効果が施されてんやけどこれも個人的にはなんだかなあ、という感じでした。

しかし100円で買うといて好きなこというてますな(爆)。

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ほんまに出た!!

'06/3/7の記事、"「ΔΥΝΑΤΑ」が見れる!! " でDVD出せ〜!!と書いたら、アルヴァニタキが読んでくれてたみたいで(←んなアホな)、
なんとほんまにDVDになりますっ!!!!!!

う、嬉しすぎるっ!!
このライヴテイクがなかったらここまでギリシャ音楽にハマったかどうか。思い入れは人一倍、いや人三倍あるもんねっ。
去年は愛知万博への来日があったし、今年もこんな美味しい話が入ってくるとは。

とはいっても、単独でのリリースやなくて、4/24リリース予定のNew アルバム, "ΣΤΙΣ ΑΚΡΕΣ ΑΠ' ΤΑ ΜΑΤΙΑ ΣΟΥ(To The Edges Of Your Eyes)"につくボーナスDVDとのこと。(うわーっ、もったいない!)
また、Newアルバムとはいっても去年暮れにリリースしたベスト盤、「ΔΡΟΜΟΙ ΠΑΡΑΛΛΗΛΟΙ」のスペイン限定ヴァージョンということらしいんで純然たる新作ではないんやけど、こんなボーナス反則です…。

とにかく何はさておき絶対ゲットしなければ!!

vraxous.jpg
↑ちなみにこれがCD版。全音楽ファン必聴!!

【'06.4.12続報】
DVDの方、オマケやし2,3曲しか入ってないんやろなあ〜と思ってたらなんと!!
14曲収録の本格的なモノ!!
こらどー考えてもオマケが本命という仮面ライダースナック状態やんか(爆)

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アキバから帰還?

ぼちぼち飽きてきたので(笑)ブログデザインをフツーっぽい(?)のに変えました。
またそのうち気まぐれで「なんじゃこりゃー」なデザインにするかも(爆)

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見かけによらぬ美レコ

Pedro Estevan /
EL AROMA DEL TIEMPO('01)



・Pedro Estevan(vib,marimba,key,perc)
Marco Ambrosini(nykelharpa,violin,seljefloit)
・Dimitris Psonis(laouto,bouzouki)
・Julio Andrade(double bass)
Arianna Savall(arpa doppia)
・Salvador Vidal(clarinet)

私の場合、よう知らんアーティストのレコードてのは大概ジャケ買い、または参加ミュージシャンだとか楽器編成、あとは何の根拠もないカン(笑)だったりします。
今回のコイツは明らかにジャケ買いではないです(笑)こーゆー宗教チックなんはどうもあかんです。コイツの場合は参加ミュージシャンに何人か気になる名前があったわけで。
まずはMarco Ambrosini。
ミヒャエル・リースラーやハーディーガーディーの超人、ヴァランタン・クラストリエなどとも共演歴のある古楽系アーティストなのだ。
そしてDimitris Psonis。(ギリシャ人♪)
スペインはマジョルカ島の歌姫、マリア・デル・マール・ボネットのバンドメンバーのひとり。(マリア来日時は確か急遽来日でけんくなったような記憶が…)
そういうわけで内容気にせず(まあ「Glossaレーベル」ちゅうブランドもあって)買ったんですが…

あったりー。
ど頭のマリンバ、ヴィブラフォン、ピアノの美しいアンサンブルで確信しました。その後入ってくるMarcoのニッケルハルパのトーンがまたよう曲調に合うててもう…
続く2曲目は膜鳴打楽器のみの曲で、なんか雨乞いに合いそうな(笑)感じなんですが、次の3曲目、これがまたハープがメインの穏やかで美しい曲なんやなー。でその流れで4曲目、これアイルランドの有名なハーピスト、オカロランのナンバー。とにかくシンプルなメロをシンプルなアレンジでやってんやけどその音色の組み合わせが絶品!!ほんま郷愁を誘います。続く5曲目ではちょっとジャジィな感じも出してみたり、7曲目ではなんとも切ないメロを奏でるクラリネットがたまらん。9曲目後半のポップさも心地よい。ニッケルハルパのソロが入ったりしてちょっとスウェーデンのバザール・ブローを思わせるパートもあったり。ラスト2曲はシンセストリングスが中心となったシンフォニックナンバーで、まあいうてみればリズムセクションの抜けたピュルサー(フレンチ・プログレの有名どころ)、とでもいう感じ?ひたすら美、美、美、です。

まあジャケだけで判断したらいかんよ、というええ見本のような傑作でした。
(ちなみに渋谷のタワレコで購入)

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