ΔΡΟΜΟΙ ΠΑΡΑΛΛΗΛΟΙ(ドローミ・パラーリリ)CD編

さて感謝感激のDVD編に続いてはCD編(商品的にはこっちがメインやねんけど笑)です。
英語でいうと「パラレル・ロード」、つまり「平行な道」とでもいうんでしょうか。
アルヴァニタキが今まで他アーティストのアルバムにゲストとして参加し歌った曲を集めた作品集です。まあ要するに「ソロ活動」とは違ったアナザー・サイドですな。
実は私も同じような趣旨で友人の為に編集CDを2〜3年前に作ったことがありまして。
タイトルもずばり「ジ・アナザー・サイド・オヴ・エレフセリア・アルヴァニタキ」というんですわ(笑)。
ちなみにジャケも作ってまして。(↓こんなやつ)

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まあ収録曲数はだいぶ少ないですが、意外や意外、本家とのダブりはそんなになかったりして。左上のラヴレンディス・マヒェリツァスのアルバムやら左下のディミトラ・ガラーニのアルバムやら結構カットされとる曲が多いんです。
だからDVD同様、なんか中途半端な感はぬぐえんなあ…というのが本アルバムの印象。まあそれでもレーベルの壁を乗り越えてここまでやった、てのは素晴らしいことなんですけどね。
曲についてはいつかオリジナル盤の方をレビューするかも知れないんでここでは割愛して、未発表のライヴ3曲とスタジオ録音2曲のことについて。

1.ΑΝΑΘΕΜΑ ΣΕ(アナセマ・セ)※LIVE
2.ΑΔΕΙΑ ΜΟΥ ΑΓΚΑΛΙΑ(アディア・ム・アガリア)※LIVE
3.Η ΣΚΛΑΒΑ(イ・スクラヴァ)※LIVE
4.ΚΡΥΒΟΜΑΙ ΣΤΟ ΑΝΤΙΟ(クリヴォメ・スト・アンディオ)
5.ΚΑΠΟΥ ΥΠΑΡΧΕΙ ΑΓΑΠΗ ΜΟΥ(カプ・イパルヒ・アガピ・ム)

1,2なんですが、これも実は私がとても聴きたかった音源なんですよっ!!
ジャズ・ギタリストのタキス・バルベリスとの共演ステージ!!しかしこのテイクではずっとバッキングしとるだけなのだった(泣)。なんで小出しにするんじゃ〜!
ニック・ケイヴのカヴァーの2.ではソロ・シンガーとしても活躍中のエレーニ・ペータがチェリストとして参加してたりする。(ちなみにペータの声はアルヴァニタキ似)

4.はどうもスペイン曲のカヴァーのようです。
5.はマノス・ハジダキスの曲。レナ・プラトノス&サヴィナ・ヤナトゥの名盤「ΤΟ '62 ΤΟΥ ΜΑΝΟΥ ΧΑΤΖΙΔΑΚΙ」でもやってるのでプログレファンならおなじみでしょう。共にエレクトロニカなアレンジながら全く違ってて面白い。

ちなみにiTunesに取り込んだのはこの5曲だけでした。(他はオリジナルで揃えちゃるわっ!)


ΔΡΟΜΟΙ ΠΑΡΑΛΛΗΛΟΙ(ドローミ・パラーリリ)DVD編



いや〜夢って叶うもんなんですね。
エレフセリア・アルヴァニタキの、なによりも見たかった'95年夏のライヴがまさかのDVD化(オマケ扱いとはいえ)。どんだけ待ち望んでたかはもう言葉では言い表せませんです。
GW直前という、願ってもないタイミングで我が家に到着。もちろん初日に見ましたとも。2回。音楽DVD見て初めて泣きましたよ…。感無量にも程がある…。
これで3年連続でアルヴァニタキのライヴを体験ですよ。もしかしてスケジュールは私に合わしてくれてんのか!?と勘違いしてもええですか?ええですよね!?(笑)
ではどこよりも早い(というかどこもやらん?)全曲レビュー、やっちゃいましょう!!

1. ΟΡΧΗΣΤΡΙΚΟ
CDでは発表済の強力インストでいよいよスタート。残念ながら1st,2ndパートにはタイトルロールがかぶる。7拍子の3rdパートから、さ〜来ましたよっ!うお〜Arto Tuncboyacian、かっちょえーーー!そして去年の来日メンバーだったマノス・アハリノトプロスのクラリネット・ソロ!!しびれる〜!!そしてテンポアップしてのクラ、ヴァイオリン、ウード、ジュラス(中サイズブズーキ)がド迫力のユニゾンでクライマックス!か、カンペキや…。

2. ΣΑ ΒΡΟΧΗ
そしていよいよアルヴァニタキ登場!!アルバム「ΤΑ ΚΟΡΜΙΑ ΚΑΙ ΤΑ ΜΑΧΑΙΡΙΑ」収録の3拍子ナンバー。スタジオ・ヴァージョンに較べるとリズムの躍動感、テンションがやっぱ違うわー。

3. ΚΥΜΑ ΤΟ ΚΥΜΑ
この曲、コピーしたこともあるんで思い入れは深いんです。ちょっとタメ気味に歌うアルヴァニタキのシンギング、泣きのクラリネット、なんもかんも美し過ぎ。タイトル通りに感動が波のように押し寄せるー(泣)。

4. ΕΡΩΤΙΚΟ
ニコス・クシダキスのアルバムで歌ってた曲。いかにもクシダキスな哀メロはほんまアルヴァニタキの声に合うててええですわあ〜。

5. ΜΕΝΩ ΕΚΤΟΣ
来た来た来た〜っ!!エレピのアルペジオ(あっ、CD版と違ってイントロにArtoのヴォイスがかぶってる!?)に続き、切なさ爆発のAra DinkjianのCumbus(ジュンブッシュ)ソロ!!アルヴァニタキによるMC、メンバー紹介もCD通り。うわ〜ん、まさかほんまに映像が見れるなんてっ!1回目のサビんとこがちょっとCDと較べてもたってるような気がすんねんけど別テイクとは思えんし…なんじゃろか?そして、いよいよ来ましたAraのソロ・パート!ああっ、出だしのトレモロはそうやって弾いてたんかっ!!(弦を押さえる左手の方をこまかく震わせている!)そうか〜音だけ拾ってコピーしても感じが出んわけやー。それはそうとアンドーニス・ミジェーロスのギターがあまり聴こえない…。CD版では結構オンになってんねんけどなあ。彼のバッキングも素晴らしいのでちょっと残念。

6. ΕΛΕΥΘΕΡΙΑ - ARTO
これは楽しい!コーラ瓶を使ったArtoとアルヴァニタキの掛け合い漫才というかコントみたいなパフォーマンス!ああっこれはCDの写真に使われてたシーンやないかっっっ!!
それにしてもArtoのテクに裏打ちされたエンターティナー振りには敬服。

7. ΔΥΝΑΤΑ
ギリシャでも見たし、アルヴァニタキのサイトでも公開されてて、映像自体は既に見てたものの、やっぱり「自分のモノ」になったという感慨は何物にも代え難いです。生きててよかった(笑)。

8. ΒΑΡΚΑ
これはいかにもライヴ向きのノリノリ・ナンバー。ああ〜この場にいたかった…(笑)。

9. ΝΑ 'ΧΕ Η ΝΥΧΤΑ ΑΚΡΗ
サントラ「ΑΝΑΣΤΑΣΙΑ」収録曲。かなり印象変わってます。イケイケ。

10. ΘΑ ΣΠΑΣΩ ΚΟΥΠΕΣ
ヴァイオリン・ソロをイントロにしたツィフテテリ・ナンバー。来日公演でもやってましたね。「つぃふて・て〜ええり」ってフレーズが印象的。フィンガー・シンバルをプレイしながら歌うこの姿がCD版のジャケットに使われたんやないかしらん。

11. ΤΟ ΚΟΚΚΙΝΟ ΦΟΥΣΤΑΝΙ
怒濤のツィフテテリ連チャン。会場も大合唱。やっぱりこの手の曲になるとオーディエンスも熱いわ。スピロス・グーマス(来日メンバー)のジュラス・ソロがフィーチャーされますが、やっぱこの人すげえ!バカウマや!

12. ΤΑ ΚΟΡΜΙΑ ΚΑΙ ΤΑ ΜΑΧΑΙΡΙΑ
来日公演でもやってた曲ですが、この重量感!やっぱこの時のツアーは凄かったんやなあ…。この時点ではアルヴァニタキの「ア」の字すら知らんかった自分にハラ立ちます…。

13. ΠΑΡΑΠΟΝΟ - ΞΕΝΙΤΙΑ
締めくくりにこれはそら泣くやろ…。今も見ながらこれ書いてますが泣けてしゃーないっす…。これ以上何を語れと。ただクライマックスのとこは段階的に盛り上げるんやなしに一気にどーんと上げて欲しかったなあ。

14. ΝΕΟΣ ΚΑΤΣΕΛΛΙΑΝΟΣ
ボーナス的に収録のアカペラ・ナンバー。

そんな感じでまあ当たり前のことながら大絶賛(笑)なんですが、まあ不満もあるといえばあります。

1.なんでこんな凄いライヴが「オマケ」なん!?

十分単独DVDとしても価値のあるもんでっせこれは。

2.そしてなんで完全収録やないのん!?

収録時間約1時間。そんな短いステージのハズがないっ!しかも曲順は入れ替わってるみたいやし…なんでそんな中途半端なことするんじゃーっ。ま、まさかそのうち「完全版」として単独リリースするなんてことは…!?
ハラ立つけど嬉しいぞそれ(爆)。

あと、これはギリシャのライヴDVD全てに言えることなんですが…

演奏と音がシンクロしてないぞっ!!

さすがにシンガーの口の動きには合わせてますが、何故か演奏者のみの映像の編集は雑なんです。
ただ、このライヴはさすがにバックも超一流が揃ってるだけにかーなりマシ。よっぽど注意して見ないと気にならん位の編集になってます。ちゃんとソロ・パートも押さえてるし。

なんか見れたら見れたで私も好きなこというてますが(笑)、でもやっぱり出してくれたスタッフの方々にはもう大感謝です。
エフカリスト ポリー!!
(見てるハズないけど。笑)