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このB級感がミソなのだ

先日ドイツのウインドのネタなぞしたためたわけですが、やはりまだまだジャーマン・シンフォニックのマイブームは続いております!
で、今回はそんな中でも最もリピ率高いのはこれ。

「Iskander / Boheme」('82)

iskader_boheme.jpg


イスカンダーの2ndアルバムです。

このアルバム、どうやら元々は劇場用音楽やそうで、リリース当時はカセットでしか完全版は出てなかったみたいなんですね。で、LPでは「Boheme 2000」のタイトルで何曲かカットしてのリリースとなりまして私が買ったのもこのLP版でした。
しかしその後、収録時間の長さを生かして無事カセット版がCD化されたのでしたー。やんややんや。
これLPで聴き馴染んでたアルバムなのでCD版は以外と新鮮に聴けたりしたんですな~。
というわけで今回の記事はそのカセット(CD)版を元にしております。
せっかくなのでたぶん世界初(!)の全曲レビューしてみますよ~!

1.「Winterhagen Part.1-4」
いきなりの18分の組曲!クリムゾンの「太陽と戦慄Part II」のごとき10拍子のベース・リフにキャメルばりの甘いトーンのギターが乗るさまはやはりプログレ好きにはこたえられませんな。そして3分あたりでそんな「動」のパートから「静」の叙情パートへと。ここはギターの独壇場!たっぷり泣きのギターが堪能出来ます。(まあ若干単調なきらいはありますが…)そんなギターをもり立てるジャジィなリズムセクションも素晴らしき哉。
Part.2序盤はシンセ・ブラスがなんかELPみたい(笑)。
Part.3はフルートも出て来てもろキャメルな展開になっていきます。叙情全開のハイライトではないかと。
そしてpart.4、ドラムがせわしない8分の6拍子の導入部を経て、part.1序盤のリプライズ!なんか組曲聴いたなあ~と思わせる上手い構成です。
ちなみにLP版ではPart2&4がカットされてます(泣)

2.「Draussen」
12弦ギターのアルペジオが美しい牧歌的な出だし(アンソニー・フィリップスかジャン・パスカル・ボフォか!)の雰囲気がもうヤバヤバ(笑)オーボエに似せたシンセの音も激ハマり。でもってちと唐突にバンド・サウンドが入ってくるんやけど、ここでシンセ・ベースを使うのがなかなかセンスいいとこ。で、そのベースのベンド・ダウンを合図にまた熱い泣きのギターソロが。う~ん典型的とはいえやっぱ良い。。。
ちなみにこの曲のメイン・メロは後の4thアルバム「Another Life」で歌詞をつけて再演してます。

3.「Lang Lebe America」
うはー、まさかのレゲエ(爆)まあ劇場用なんでいろんな曲調必要やったんかも知れんけど(笑)
悪くはないけど…これをカットしたLP版は正解でした(笑)

4.「Oscid Gnicnad」
レゲエに続いてはディスコです(笑)なんせ歌詞まで「ディースコダンシーン」なんて歌っとる(苦笑)
いやこれも悪くはないんですよ。しかし…。もちろんこれもLP版には入ってません(笑)

5.「Zum Psychedelischen Gerhard 1」
ちょっと出だしはU.K.の「Carrying no cross」っぽいシンセソロ。その後ベース、ドラム、ギターと重なってバンドサウンドに。メロっぽいメロもなく雰囲気的には間奏曲といった感じ。LP版ではカット。

6.「Eltneg Tnaig」
ちょっとファンキーなフュージョン的曲調。フレットレスベース使ってるし「ブレスレス」あたりのキャメルの雰囲気もあるかなあ。

7.「Gleitflug」
これもキャメルぽいけどこっちはちょっとドリーミーな感じが「雨のシルエット」に入ってそうな雰囲気(笑)
ギター多めにフィーチャーされてます。

8.「Zum Psychedelischen Gerhard 2」
1とはうってかわってトリッキーな展開のこの曲はやや蛇足かな(爆)メロディーらしきものもないし実際はSEとして使われたんかも。LP版ではカット。

9.「The Greed
いきなりのクリムゾン「赤い悪夢」風のヘヴィ・リフからポップな展開へ。でもって再び赤い悪夢(笑)のリフをきっかけにU.K.っぽい展開へと。なかなかにバラエティに富んだ展開が結構聴かせます。わりとプログレしてるんやけどLP版ではカット。

10.「Dollarhut」
ドイツ語の語感とメロディーが絶妙に合ってる!またそのメロがキャッチーなんだわ。タイ・フォンあたりにも通じるもんがあるかも。LP版では何故かちょっとロング・ヴァージョンになってる。

11.「Asche」
こりゃゲルマン・ファンタジックなラスト!深いリヴァーヴのかかったエレピとシンセが霧のかかったゲルマンの森へ連れて行ってくれます!そんな曲なので熱い展開はないけどね(笑)そして絶妙なのがフェイドアウトしていく終盤!クリーントーンのギターが1曲目「Winterhagen Part.1」の叙情メロディーをなぞりよるんですね。しっかりトータル・アルバムとしての最後の仕上げをするとこが上手い!これもLP版ではカット。

とまあ基本好意的に書いとりますが、全体的にやはりB級感は漂っております(笑)
なんかドンくさいというかイモっぽいというか、とにかくアカ抜けてない。もうエニワンズ・ドーターなんかと較べるとそれはもう顕著で(爆)

…やけどそれがやはり味にもなってるのが音楽の不思議なとこなんですな。

ちなみにLP版だとシンフォから外れてる曲がカットになってるので、プログレとしてはより密度は高くなってたりします。(まあもともとはこっちを愛聴してたわけですが)

この先プレミアはつきそうな盤ではないと思うので、どっかで安く見つけた時は是非お試しください(爆)

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2011-11-18 Fri 23:58 ∧top | under∨
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